一級建築士事務所
広島の建築設計事務所|土居建築工房の作品
ボートハウス/中国新聞 ちゅうピー住まいるに掲載 基礎高くし浸水防ぐ 30代のHさん夫婦は昨年8月、廿日市市に鉄骨平屋建てを完成させた。敷地の30M先には海が広がり、対岸に宮島を望むロケーション。しかし、この地域はかつて強風による高潮に見舞われ、防災の点で少し気掛かりだった。『毎日安心して暮らせる住まいにしたい』。Hさんの依頼を受けた建築家の土居郁夫さん(廿日市市)は通常よりも1M高いこんくりーと造で基礎を築き、その上に住宅棟を設置。高潮で海水が敷地に流れてきても、床下浸水を防げるよう工夫した。内部設計は、隣家に接する東と西側を壁で覆ういっぽう、見晴らしの良い南と北面を全面ガラス張りとし、採光性を高めた。さらに東と西の両側の壁を斜めに広げ、開放感を演出。『台形の箱を逆さまにしたようなデザインもユニーク』とHさんは喜ぶ。空へと張りだした外観の4箇所に、V字型の鉄骨パイプを据え付け、強度をアップ。安全性とデザイン性を両立させた住まいだ。
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